唐突ですが、自分のことをどれくらい理解し、人生をコントロールできていると感じていますか?
『自分のことなんだから、きちんと理解しているし。その思い通りに生きている』
『自分がどう見られているのか、自分がどんな行動をすべきなのかは分かっているが、その行動や考え方が「自分自身」なのかどうか不安』
『自分でも自分自身のことがわからないし、どうしたいのかもわからない』
などなど人によって、自分自身をどう捉え、日々過ごしているのかの段階は様々あると思います。
僕自身は、自分の人生で下記3つのような不安がありました。
・自分がなりたい姿と自分の素質がマッチしているのかが知りたい
・自分の持っている素質や自分自身の考え方が市場・世界に必要なのか知りたい
どうして上記のような不安があるかというと、端的に『幸せになれるかどうか不安だから』です。
『幸せになる』という状態って、人によって定義が様々で曖昧な概念であります。
では、どのようになれば『自分自身が幸せ』と感じれる状態になるかというと、
『自ら幸せを定義し、自らの幸せを実現するために日々生き抜く』ということに尽きるかと思います。
では、『自らの幸せを定義する』とはどういうことなのでしょうか?
僕は、下記の2つのステップが大事だと思っています。
step2:どんな状態、環境で自分の幸せが実現できるのかを知り行動すること
自分を知るための方法は世の中に無数にあると思いますが、今回は僕が実践した4つのツールを紹介していこうと思います。
ほんとは、こんな風に理屈立てて幸せについて考える必要ないほうがいい気がするんですけどね。
でもでも、こういう人は一定層いそうだし、就活など自分のキャリア考える際にも活用できると思うので、いいなと思ったら参考にしてみてください。
自分を知るための4つの手段
それでは、ライトなものから順次紹介していっくよー
手段1:16personalities
1960年台から行われているユング心理学をもとにしたMBTIという自己理解のための手法を用いた分析で、質問への回答に応じて16タイプに分類がされます。
分析家・外交官・番人・探検家
という4つの大きな区分けがあり、それぞれの下記のようなタイプが分類されています。
それぞれの詳細については、下記のリンクから確認をしてみてください。
16personalities
どのタイプに分類されてもその分類にされている著名人・芸能人・架空のキャラクターなどが同じようにカテゴライズされていて、なんか親近感が湧く感じが楽しい。
僕は診断の結果、『論理学者』でした。
論理学者の概要をまとめると下記のような感じです。
・創造力、独自の視点、発明を好む
・16タイプの中で論理思考が最も高い
・自分のアイデアや論理を他人に壁打ちする
・計画立てて進める、報告することが苦手
・常に思考をしているため、孤立しているように見えるが実際は人好きでフレンドリー
・人見知り
・自分のアイデアがまとまってないまま話すこと多々ある
・感情的な訴えが理解できない
・自分の思考や仮設に間違いがないか不安で失敗をしたくない
・失敗を恐れるため、行動ができないことがある
いやー、根暗な感じしますねぇ。。
まとめると『内気でビビリでロジック重視の夢想家』って感じですかね?
めちゃくちゃ当たっていると思うんですが、まだ3つ方法が残っているのでやっていきましょう。
手段2:VIA Institute on Character
最近『幸せになりたい』という欲が強く、起業家のけんすうさんこと古川健介さんがおすすめしていた『幸福優位の7つの法則』という本を読んだのですが、その本に『自分自信の固有の強みを発見するための方法』として載っていたものです。
メールアドレスの登録が必要なので、ちょいと面倒なのですが、幸せになるためと思ってやってくれたらくらいに思います。
どんな内容かというと、質問事項への回答をもとに「人類が繁栄するために最も貢献する『24の性格的強み』」の中から自身が持ち合わせている強みがランキング形式で見れるというものです。
(「人類が繁栄するために最も貢献する『24の性格的強み』」というワードのパンチが効きすぎててウケますね)
ランキング付けされた上位5位までが、自分自身の性格的な強みとして表出されるものです。
僕はトップ5がこんな感じでした。
2位:知的柔軟性
3位:向学心
4位:創造性
5位:好奇心
うわー、これも根暗そー。どっひゃー。
それぞれどんな強みであるのかサクッとみてきます。
人生のあらゆる領域、つまり自然から芸術、数学、科学、日常の経験に至るまで、そこに美や、卓越性、あるいは熟練の技を見出し、それらの真価を認める人。審美眼を強みとするあなたは、人生のあらゆる領域、つまり自然から芸術、数学、科学、日常の経験に至るまで、そこに美や、卓越性や、熟練した技を見出し、それらを深く味わう力のある人
あらゆる角度から物事を考え抜いて検討する。決して安易に結論に飛びつかない。証拠に照らして判断を変えることができる。あらゆる証拠に対して等しく重きを置く。あらゆる角度から物事を考え抜いて検討することは、知的柔軟性を強みとするあなたを表す重要な要素の1つとなっています。あなたは決して安易に結論に飛びつくことなく、決断する際にはきちんとした証拠にのみ基づいて判断します。あなたは自分の考えを柔軟に変えることができる人
新しいスキルや知識体系を身につけることは、独学でも正式な教育による場合でも明らかに好奇心の強みに関係しているが、好奇心の枠に留まらず、既知の知識についても体系的に理解を深める傾向がある。向学心を強みとするあなたは、授業でも、あるいは独学でも、新しいことを学ぶのが大好きです。あなたは学校や博物館あるいは読書など、いつでもどこでも学ぶ機会を得るのが大好きな人
物事を行うのに目新しく、生産性の高いやり方を考える力。芸術的な成果を含むがそれに限定されない。新しいやり方を考えることは、創造性を強みとするあなたを表す重要な要素の1つとなっています。より良い方法が見つけられる限り、あなたは従来のやり方では決して満足することがない人
今起きているあらゆる経験それ自体に興味を持ち、主題やテーマに対して興味深いと感じる。探求心を発揮して新しいことを発見することを好む。好奇心を強みとするあなたは、何事にも好奇心を抱きます。常に問いを持ち、あらゆる主題やテーマについて興味深く感じます。あなたは探求と発見を好む人
なんか、これまた行動のできないやつって感じだなぁ
まとめると、
あらゆることに対してウケんなって思っちゃうのが『審美眼』
色んな可能性を考慮しながらより良いソリューションを模索するのが『知的柔軟性』
新しいことや自分が興味を持った対象へのアプローチの仕方が『向学心』
ひねくれた思考回路を持ってより良いソリューションを思考するのが『創造性』
向学心が向かう先が多くて、新しい知識を得る先を常に欲しているのが『好奇心』
って感じですかねー。
2つとも診断結果的には近しいものありますね。
手段3:ストレングス・ファインダー
もうはちゃめちゃに有名ですね。
日本では『さぁ、才能に目覚めよう』というタイトルで診断コード付きの書籍も発売していて一時期めちゃ流行ってましたね。(才能に(自分)というルビふってるところからも才能を知ることこそが自分の理解に繋がる思想が見えますね)
何故か母親が書籍持ってたんですが、診断をまだやってなかったので勝手にやらせてもらいました。
Gallupという調査会社が提供しているサービスで、177個の質問への回答結果を基に34個の資質の中からその人に備わっている資質の上位5つを教えてくれるっていうものです。
調査会社だけあって、調査結果のデータベースがはちゃめちゃにあるので精度が高いとして人気がありますね。
また、自分の資質をどう活かせばいいのか悩んでいる人に対してコーチングなども提供しています。
ちなみに僕はこの診断を2回やったんですが、2回とも同じ結果でした。2年くらいギャップがあって受けたんですが、人の資質は根本では変わらないのかなぁと感じました。
それでは結果をみていくよー!僕の資質トップ5!
2. 収集心
3. 戦略性
4. 着想
5. 学習欲
はい、知ってました、根暗ですぅ、、
ここでも、それぞれの資質の詳細みていきますね、、
・頭脳活動を好み、頭を働かせることが好き。
・頭脳を働かせる先は、アイデア・課題解決・人の感情など様々で他の資質による
・独りの時間を楽しむ
・知りたがり屋
・興味を惹かれる対象の情報、ものを収集する
・明確に役に立つという確証がなくとも情報を集め、整理し、保管し続ける
・いつか収集したものが役立つと思っている
・乱雑にある選択肢から最善の道を見つけられる
・それぞれの選択肢のゴールがどうなっているのかを考え続ける
・選択と切り捨てを行う中で、自身にとって最適な道を探すために試行錯誤する
・自分自身に問いかけ、選択し、行動をする
・複雑な物事を簡潔に説明することができる
・一見共通点がなさそうな物事同士を結びつけることに好奇心が掻き立てられる
・世の中の常識をひっくり返し、違う見方をすることを好む
・結びつき、新しい見方をすることが幸せ
・学ぶことを好み、学ぶプロセスに心惹かれる
・スキルが身につくにつれ自分に自信を持つ
・常に新しいことを学ぶ環境を好む
・学習の成果によって専門家になりたいわけではなく、プロセスを好む
むぅ、なるほど
『常に新しく学べる環境で学習と思考と新しい視点の確保を続け、より良い選択ができるように選択と行動をする』って感じですかね。
これまでの診断踏まえしっくりくる感じですね。
手段4:Jobgram
診断結果をもとに企業とのマッチングをはかる転職サービスを運営しているgrumが提供しているサービスです。
診断後には、こんな感じでFacebookのメッセンジャーで自動質問が送られてくるので、botとやり取りをしていき転職意向なども伝えることができます。
診断と転職意向を伝え終えたら、キャリア面談を行うこともできます。
企業がどんな資質の人材を欲しているかを把握し、企業に対して合う人材を当てていくことでマッチングの精度が高くなるという思想のもと事業をやられているんですね。
実際面接だけではわからない普段の思考回路だったり、思想・価値観みたいなところがマッチングすれば入社後にカルチャーがアンマッチしないみたいなことは防げるのではないかと思いました。
診断は、『思考パターン』『行動パターン』の2つに分けられ、それぞれ下記の項目がパーセンテージで表示されます。
リーダータイプ
アナリストタイプ
サポータータイプ
エネルギッシュタイプ
効率重視
有効重視
知識重視
体裁重視
挑戦重視
思考パターンはそれぞれ、タイプごとに下記の要素を分析した結果により抽出されます。
思考パターンと行動パターンの診断結果の総合値を基に『あなたはこんな人だよ!』というものを教えてくれます。
それでは、こちらも診断結果を見ていっくよー。
『知識をつけるのが生きがいで独創的な、特化型タイプ』とのことです。
思考パターン、行動パターンのパーセンテージはこんな感じでした。
思考パターンの詳細分析はこんな感じ。
思考パターン・行動パターンそれぞれに対して、解説もついているのですが、僕の診断結果には下記のような解説が。
・興味があることに対しては集中力を発揮するが、長続きしない
・興味関心のフリ幅が大きく、自分が好きなことにはやる気を出すがそれ以外はてんでダメな一点集中型
・うっかりミスはするが、基本的には計画的で分析力も高く、ゴールからの逆算は得意なので要領は良い
・きっかけがあれば課題解決はできる
・シンプルで的確なアドバイスを送ってくれる上司と良い関係を築ける
・冷静さと情熱が混在しており、気分の波がある
・知識を収集・蓄積することを好み、行動をする前にリサーチを徹底する
・学んだ知識はスキルへと昇華して、武器になっていく
・スキルへと昇華する過程で自分に自信がついていく
なるほど、なるほど。
「興味・関心がある先に対しての知識を収集し、その分野の課題解決へのアプローチはできるが、興味・関心が向かない対象に対してはてんでダメな気分屋」
って感じですねぇ。
うわー、扱うのめんどくさそー笑
診断をやってみて思ったこと
自分の思考回路や価値観というのを自分以外の視点から見れる機会ってのは大事ですね。
自分がどんな状態にあると快感を感じ、どんな強みがあり、どんな環境を好むのかを知ることで『自分が幸せになる状況』を構築するのに役立つのではないでしょうか。
自分について知りたいなーって人は是非やってみてください!
終わりだよ〜
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