山手線を歩くと一周してグルーヴ感が生まれて、街と人が好きになる

散歩

山手線を歩いて一周しました。
(正確にいうと、僕は寝坊したので5/6周くらいですが。。)

別に目的なんかなかったんですが、先輩に誘われた時になんかやりたいなと思ったのでしました。
歩いている中で何が楽しかったのか、歩き終わった時にどんなことを考えたのかについて書いていきます。

マジで何が楽しいの?なんで自らそんな苦行するの?

めっちゃ言われました。
別によくないですか?こっちは楽しかったんだから!(半ギレ)

まぁでも、何が楽しかったのかきちんと言語化できてなかった僕も悪いと思うので、何が楽しかったのかをつらつら書いていこうかと思います。

1.街と街を横断することで街の色を知れるのが楽しい

もう大体の楽しさはここに集約するんですけどね。

「東京」=「大都市」みたいに一括りにして、街ごとの違いとかに興味がない人もいるかと思うんですけど、本当に街ごとに色が異なっていて、しかもそれが顕著に現れる感じが面白いんです。(なんか『はっぴいえんど』みたいな口調になっちゃった。)住所上とかではなくて、ここが街の境界線っぽいなぁとか、この看板はこの街にあってるなみたいなのを体感しながら歩くのがとっても楽しい。

個人的には、日暮里〜秋葉原間とかが、ほんと街の色が濃ゆいなぁって感じでめちゃくちゃ楽しかったです。

こんな感じの変なテナント募集の看板(?)とか

すごいニッチどこを抑えたお店を見つけたりとか

路上に書かれた「ケンケンパのステージ」をみて、東京のキッズもこんな遊び方するんだと趣深くなったり

とてつもなくを感じるぬいぐるみ群を見つけたりとか

実際に歩かないと体感できない街の空気感とか、街の色を感じることができてとっても楽しいのです。(『はっぴいえんど』2年連続2回目)

2.街と人とに新しい発見があって楽しい

まぁ、こんなの別に山の手線一周なんてする必要なんでないんですけどね。(「えっ、この話じゃあなに?」って思う人いると思うんですが、意味ないんですよ実は。)
でも、社会人とか大学生とかになって「遊びに行く」「会う」といえば当然飲み会みたいになる中で「山の手線一周しようよ」と提案をすることで一石を投じることができるのではないでしょうか。(提案)

鳥貴族で仲間とくだらない話をするのも大好きだけど、たまには大好きな仲間と街を歩いて新しい発見をするというのも素敵な選択肢の一つなのではないでしょうか。(提案2文連続2回目)

あと、さっきも写真を何枚か貼ったんですが、あんな感じで自分の想像の範囲外のものであったり、検索ではなかなかたどり着けないものに巡り合うことができるのがとっても楽しい。それを山の手線一周するだけで一日でいろんな街を巡ることができるという超コスパのいい体験ができる。

品川〜田町間で見つけた限られた人しか通えなそうな学習塾(?)みたいなものとか

高田馬場で見つけた真っ黒に焦げたゴーゴーカレーのゴリラとか(見つけた瞬間はめちゃくちゃ爆笑した)

目白付近にあった楳図かずおプレゼンツのポストとか

駒込〜田端間にある山の手線唯一の踏切でエモい写真撮ったりとか

後で見返すと「なんだこれは」ってなるものも多いけれど、どれも楽しい思い出となった。

しかも、人によって街に対する目の付け所が異なるからそれもまた面白い。街をそんな目線で見ている人がいるんだとか、この人とは目の付け所が似ていて感性が合うなと思うとか街だけではなく一緒に歩いた人に対しても新しい発見があって大変面白い。山の手線一周しながら婚活パーティーとか人柄とかかなり見れて面白いんじゃないでしょうかね。ありがとう山の手線。(てか、面白い面白いうるさいな。語彙力…)

歩き終わった時に訪れるグルーヴ感 is『最高』

大人になって、みんなで何かを達成して感じるグルーヴ感ってどんどん減っていくと思うんですよ。でも、ただ山の手線を一緒に一周しただけで、そのグルーヴ感を味わえます。(お得…!)
新卒研修とかで、たまーに体力的に厳しい団体行動を強いる企業あるじゃないですか。あれ本当意味ないし、目的がマジで分からんと思ってたんですが、歩き終わった時に生まれたグルーヴ感を体感してみてなんとなく「こういうグルーヴ感・一体感の醸成が目的なのかな」って思いました。

でも、今回のは歩きたい人が集まって実際に完歩して生まれたグルーヴ感かと思うので、会社から強いられる形でやったらシンプルにヘイト溜まるだけなので「研修でそんなことを強いる文化はなくなる方がいい」と後で冷静になった時に思いました。

歩きたいなと思った人のための補足情報

記事読んでみて、じゃあいっちょやってみるかーってなっても

「実際どれくらい歩くの?」
「何時間くらいかかるの?」
「いつ頃やるのがいいの?」
「なんか必要な準備とかある?」

とか色々疑問湧いてくるかなーと思ったんでそれぞれまとめていきます。

「実際どれくらい歩くの?」

ほぼ、40キロくらいです。フルマラソンよりちょーっと短いくらいだから、楽勝だね☆

「何時間くらいかかるの?」

僕たちは7時渋谷スタートで21時渋谷着って感じでした。(僕は寝坊したので、9時スタートくらいでした)

途中でお昼ご飯やら朝ごはんやらを挟んだので、実質歩いていた時間は12~13時間くらいかなって感じです。

ぶっ続けで歩いても辛いだけで、面白くないし、体力に余裕なくなってくると精神的にも余裕がなくなり楽しめなくなるので適宜休憩を挟みながら歩くことをオススメします。

「いつ頃やるのがいいの?」

自分たちは、11月初旬ごろにやりました、気温的には、暑くもなく寒すぎることもなくちょうど良い頃かなーと思いました。僕はロンT一枚だけきて、一応マウンテンパーカーを羽織っていてちょうどいいくらいでした。最高気温20度、最低気温10度くらいかな。

なので、春(3月〜5月くらい)・秋(10月〜11月くらい)が程よい頃合いなんじゃないですかね。あと、晴れてないとめちゃくちゃしんどいと思うので、雨が降ったらリスケしたほうがいいいと思います。

「必要な準備とかある?」

「歩き切るという強い気持ち」と「長時間一緒にいても楽しい仲間」は必要。いつでやめれる環境にあるので、歩き切りたいのであれば強いKIMOCHIは絶対必要。(別に途中でやめたからといった何にもないですが)

上段の楽しかったことにも書いたけれど、一人より仲間と一緒にやった方がより楽しくなるはず。めっちゃ長時間を共にする必要があるので、ある程度信頼関係が構築できているか、これから関係を深めていきたいという人とやるのがいいと思います。(仲良くなりたい異性とやるのもいいかも…!知らんけど)

普段歩く習慣があんまりないよって人は事前に5~10キロくらいのウォーキングをしてみるといいかなーと思います。これでめっちゃくちゃしんどいって人は、もう少し歩き慣れてからの方がいいのかなと。楽勝だよーって人は完歩できるんじゃないですかね。準備運動とかはマラソンとかでもそうですけど、実際に歩く当日は静的ストレッチよりも動的ストレッチをすると良いとんじゃないかなーくらいです。マラソンみたいにずっと走ってるわけでもないので、信号待ちとかでストレッチしながら歩くと次の日に疲労が残りにくくなるはずです。

あと、個人的に準備しておいてよかったなぁと思うのが、このアミノ酸です。

Amazon.co.jp

アミノ酸は疲労回復に効果があるとマラソンをやってる先輩に聞いたので半信半疑で飲んでみたのですが、次の日確かに疲労はあまり残っていませんでした。アミノ酸を歩く前とか歩く途中とかで飲むのはいいんじゃないかなーと思います。

人と街を好きになるので、やりたい人はぜひやってみて

やってみてよかった思ったのが、
・日々感じにくいグルーヴ感を感じることができる

・一緒に歩いた人そして歩いた街を好きなる

っていう二点ですね。

体力的に余裕がなくなることで精神的余裕が失われて、友情が死滅する可能性もなきにしもあらずなので一緒にやる人は選んだ方がいいかもですね。(人の本質的な部分が見れるという点では、いいのかな)まぁ、やるやらないは人次第なので、やりたい人はやってみるといいんじゃないでしょうか(投げやり)

終わりだよー。

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